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平成28年度 東京都地域スポーツ支援研修会

平成28年度 東京都地域スポーツ支援研修会

平成29年1月28日(土)
会場:高輪区民センター
講師:早稲田大学スポーツ科学学術院教授
原田 宗彦 氏

研修会第一部のテーマは、「ロンドン・リオのオリ・パラ大会に学ぶ」~スポーツの実施率70%に向けた取り組みについて考える~でした。
スポーツの新定義として、ルールがない、勝ち負けもない、楽しい身体活動、という幅広の考え方を取り入れることや、スポーツに親しみやすいまちづくり、スポーツ振興の事業力についての講義を受けました。スポーツイベントは社会問題解決のきっかけとなり、生活改善の役割も果たしています。今後、スポーツを楽しさや持続へと繋ぐには、従来のスポーツライフではなく、日常のアクティブライフスタイルを推奨し、場所や機会の整備が課題とされていることも学びました。

第二部は、スポーツ推進委員地区代表の方々によるトークセッション、「2020年大会以降の地域スポーツを考える」が行われました。
各区でのスポーツ参加に関するアンケート結果や、地域でのイベント開催、推進活動について発表されました。「スポーツは特別ではなく、日常生活の中にある」との考えから、3分間ストレッチや、スタンディング会議、バランス椅子等が提案され、会社の中や家事の最中にもスポーツに関われるような取り組みが成されていました。

普段スポーツに壁を感じている方々が、「今日は天気が良いから少し歩こう」と思えるような、ちょっとした行動変容を起こすために、どのような環境づくりができるのか、また日常生活をアクティブに転換し、スポーツをより身近な形にするには、どのような働きかけがあるのかなどを考え、実施に向けて今後も研鑽を積みたいと思います。

平成28年度 (一社)東京都スポーツ推進委員協議会 女性委員会企画研修会

平成28年度 (一社)東京都スポーツ推進委員協議会
女性委員会企画研修会

平成28年12月3日(土)
新宿区立四谷中学校
講師 鈴木 徹 氏

研修会で講師を務められたのは、シドニー・アテネ・北京・ロンドン・リオデジャネイロで開催された、パラリンピックの陸上男子走り高跳び(切断などT44)に出場し、5大会連続入賞を果たし、また2006年のジャパンパラリンピックでは、義足選手としては世界で二人目となる2mジヤンパーになった鈴木 徹 さんでした。
高校卒業直前に、車の事故が原因で右足膝下を切断しました。その事故の様子や切断を決断したときの心情、義足を使うためのリハビリなど、ご自身の体験をお話になりました。
国際試合で様々な国を訪れ、日本はまだまだ、障がい者に対する偏見や差別はあるといいます。リハビリや装具が開発され、実生活で困ることはほとんどなく、みなさんが思うほ大変でも、かわいそうでもないそうです。そのような実情を知るために、もっと交流する場が増えるといいと話していました。

両親や周りの方々に支えられ、競技生活を続けてきたこと、現在、ご自身が親になり子供に伝えていることなど、経験から語られる言葉には、心に残ることがたくさんありました。
「事故で失ったのは足だけです。友達ややりたいと思うこと、実際に体験できたことはたくさん増えました。」と明るく語られていました。

女性委員会企画研修会

女性委員会企画研修会

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